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◆◆◆◆2020 ICTロボット便座◆◆◆◆
[2020年11月更新]

要介護は、高齢による以外に,脳血管障害,上肢下肢障害,骨間接疾患,リュウマチ疾患,脊椎損傷,脳神経疾患,小児麻痺,筋ジストロフィ,脳性麻痺など,また,内部疾患である心臓機能障害,呼吸器機能障害などを含みます。

令和元年9月末の介護認定者は 666万人であり、中腰になれない、また手足が不自由なため、自身で臀部のふき取りが出来ないなど、排泄支援が必要な要介護者は、介護認定3~5の6割にあたる137万人と推測されます。

ロボット便座による「QOL」は、要介護者の自尊心を保ちながら、排泄介護の自立支援機器として、「ADL」の低下を防ぎ、自努力による健康寿命を支援します。

紙つかみ部のアームは、消耗品の取り換え構造となり、安価に提供します。

臀部は弱い水流で洗浄し、紙による軽い拭きとりが良いとされます、 肛門周辺の皮膚は薄くデリケートであり、強い洗浄と長い乾燥は皮脂を痛め、炎症の原因となります。
炎症を起こした皮膚は伸縮性がなくなり、簡単に裂けることで、痔などの疾患をも誘発します。
ロボット便座は、そのふき取り動作を実現しました。

トイレットペーパーは、便座本体下部のワンタッチ交換可能拭き取りアームに固定され、清潔が必要な便座と便器の間隙は4mmに固定され、安心・安全の構造を提供します。

一般トイレ・タンクレストイレ・ベットサイド水洗トイレに対応します。

排泄支援のケアマネジメントのための情報収集は、離れた場所でのプリント/PC/スマホでの利用を可能として、自動での集計出力でき、快適な日常生活を営む上での情報を提供します。

私どもは研究と開発を行うデザイン会社です、この機器は厚労省補助金にて基本設計された介護機器です。

高いQOLを提供し、排便動作の自立支援を行うことでADLを改善します。

厚生労働省平成29年国民生活基礎調査では75歳以上同士「超老老介護」は30.2%と、初めて3割を超えており、65歳以上の「老老介護」も54.7%となっています

会場では、これで「周りに迷惑をかけずに済む」「我慢しなくてすむ」など多くのご意見も頂きました。

家族は排泄時の付き添いのために外出できなくなるなど、夫婦ともども在宅を強いられ、介護負担になる原因ともなっています。施設の介護職員の介護負担も大きく軽減できるとともに、要介護者の自尊心を高め、健康な老人である事を支援します。

(平成26~27年度厚生労働省の自立支援機器等開発促進事業国庫補助を受けた、「ロボット便座β」は開発を終え「Robsit」での公開をします。

特許 5671737
特許 6507330
特許出願 6件


   

    rog    


 


 


 

 

臀部拭き自動便座・室内共用タイプ・汚物強制自動排出

移乗の妨げにならない強化された構造デザイン
ワンタッチ交換可能な、拭き取りアームの構造
ケアマネジメントへの排泄支援管理データ出力

 
 

健康寿命を延ばすために
介護の世界では、排泄は全ておむつでさせるという方法が、普通に行われてきました。
しかし排便の仕組みを考えると、おむつでは、
①腹圧をかけることができない
②便の通り道がふさがる
③便意が失われやすいなど
ADLを低下させ、QOLを下げる介護でしかないことはわかっていました。おむつによる介護では、失うものが多くあり、失禁状態がつづくと認知症の合併を伴うことになりかねません。
高齢者の自立支援の基本となるのは、「廃用症候群」にしない事です。
特に高齢者では、知らないうちに進行し、気がついた時には、「起きられない」「歩くことができない」などの状況が少なくありません。
たとえば絶対安静の状態で筋収縮が行われないと、
1週間で10%から15%の筋力低下が起こると言われています。
高齢者では2週間の床上安静でさえ下肢の筋肉が2割も萎縮するともいわれています。過度に安静にしたり、あまり身体を動かさなくなると、筋肉がやせおとろえたり、関節の動きが悪くなります。
そしてこのことが、さらに活動性を低下させることになり、悪循環をきたして、ますます全身の身体機能に悪影響をもたらし、最悪な状態では、寝たきりとなってしまうことがあります。


 
 


拭き取り動画(旧機構)
https://macrojapan.com/ICT2018Rob/

                Mail:info-rob@macrojapan.com

 

 

 

 

 

 

 

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